SDGsに取り組んでいます
お電話でのご予約 0261-22-3515
信濃大町は美味しい水と空気を肌いっぱいに感じる自然豊かな町です。大町の水の歴史をたどりながら、水の音を聞いて街歩きしませんか?
大町には「水」にまつわる話があり、「女清水と男清水」の物語と言われています。昔のこと、町の中央を南北に割って走る通りの東西で人々の飲む水が違っていたそうです。東側は、標高900mの里山、居谷里の湧水を使い、西側は標高3,000m近いアルプスの上白沢(黒部ダムの入口の川上流)の湧水を使っていました。ところが、東の集落では女の子ばかりが、西の集落では男の子ばかりが生まれてきたそうで、いつしか人々は、女清水(おんなみず)と男清水(おとこみず)と呼ぶようになったそうです。困った人々は、町の真ん中に川を作り、両方の水をひとつに合わせ流し、川の両側で幸せに暮らすようになったとのことです。今では二つの水を合わせた水は「縁結びの水、夫婦円満の水」と呼ばれています。男の子が欲しいご夫婦は上白沢の水を、女の子が欲しいご夫婦は居谷里の水を飲んでみたら、望み通りのかわいい子宝が授かるかも?!
レトロな赤い建物が可愛い駅。
駅から北へ伸びる大町商店街を歩くと、どこからかせせらぎの音が響きます。
地元大町を中心に小谷や白馬、松川など安曇野エリアの特産品が充実しているお店です。市内の三つ酒蔵の酒をはじめ、麺類や漬物、川魚の加工品味噌、菓子、などバラエティに富んだ地場産品が多彩に並んでいます。なかでも地酒の品ぞろえは随一で季節ごとの限定酒もあります。
地区130年になる町屋造りの住宅をリノベーションした食事処で、信濃大町の美味しい清水と地元の食材を生かした郷土料理が味わえます。店の前には、北アルプスの上白沢の湧水を引いた男清水の水場があります。道路向いの塩入家具店前の女清水と飲み比べにトライしてみても!※お食事は完全予約制
1970年初めに完成されたアーケードのある商店街。懐かしい雰囲気もあり昭和レトロな商店街です。
創業140年余りの老舗酒造。今も大町の名水で美酒を仕込んでいます。北側の小径から見る「なまこ壁」や隣との間に立つ防火壁「うだつ」も見事です。※一般公開はしていません。
大町市のおいしい水で醸造された、さまざま味わいの地ビールをお楽しみいただけます。おしゃれな店内、ビールに合うおつまみ類も用意され、落ち着いた雰囲気で飲み比べも楽しんでいただけます。
鎌倉時代から室町時代にかけてこの地の支配者であった仁科氏の屋敷跡で、周辺には二重に巡らされた堀や土塁の跡が残り、境内には江戸時代の後期に建てられた本堂や庫裏(くり)、開山堂、鐘楼などが残ります。
安曇野を支配した仁科氏が鎌倉時代に大町に居館を構えた際、鬼門(北東)を封じるために創建されたという社。春にはシダレザクラが見事です。今話題の鬼滅ブームにあやかって、訪れてみてはいかがでしょうか。御朱印は近くの若一王子神社内で頂けます。