温泉の楽しみ方

季節の移ろいを楽しみながら、柔らかく優しい温泉に癒される時間
より効果的に温泉を味わっていただくために
「おすすめの入り方」や「温泉の効能」をご紹介いたします。

上手な温泉の入り方

【入浴前の過ごし方】水分補給してリラックス

温泉に入る15分~30分前までに水分補給

コップ1~2杯を目安に水分補給を。
入浴時の発汗により血液がドロドロになる状態を防げます。
★お水や麦茶のほか,ビタミンCをたくさん含む「緑茶」も湯あたりに効果的

空腹の場合はエネルギー補給、満腹時は休んでから。

のぼせや立ち眩みを防ぐため、空腹の場合は30分前までにエネルギー補給を。
また、食後の満腹時も消化不良を防ぐためすぐの入浴は避けて。  
★エネルギー補給にはお部屋のお茶菓子もおススメ

入浴前の飲酒はなるべく控えて

転倒や心筋梗塞等のリスクがあるため、アルコール摂取時の入浴は避けましょう。

【入浴準備】身体を充分に温泉に慣らして

浴槽へは身体の汚れを落としてから

マナーとしてシャワーやかけ湯で身体の汚れている部分を綺麗にしてから浴槽へ。

かけ湯でじっくりと温泉に身体を慣らす。

かけ湯をし、温泉の温度と成分に身体を慣らしましょう。
血圧上昇など身体への負担を減らす効果があります。
身体が温まったなと感じる程度が目安。(約10~15杯程度)  
★手足の先など、心臓から遠い場所からゆっくりと行いましょう。

【入浴】効果的な温泉入浴法

浴槽に入るときはゆっくり全身浴へ。

かけ湯と同じく、水圧や温度の変化に身体を徐々に慣らしましょう。
足湯⇒半身浴⇒全身浴へ。上がるときも逆の順番でゆっくりと上がりましょう。
できれば外気との温度差が大きい「露天風呂」よりも「内湯」へ先に入るのがおススメ。

「分割浴」でじっくりと温まって

1回で長くよりも、短い時間を数回に分けての入浴が効果的。
深部体温を上げやすくリラックス効果があるとともに、身体への負担も減らせます。
【分割浴の目安】
入浴(3分~5分)⇒休憩(約5分)⇒入浴(3分~5分)⇒休憩(約5分)⇒入浴(3分~5分)
  ※無理をせず、温泉に浸かる時間は「額や鼻の頭がちょっと汗ばむくらい」を目安に

疲労回復には「温冷交代浴」

疲労回復やダイエットには「温冷交代浴」がおススメ。
「温泉での入浴(ひざ下or全身)」⇒「ひざ下を冷たいシャワーで冷やす」を交互に。
毛細血管を拡張させ、老廃物の排出を促す効果があります。
こちらも無理をせず、心地いい程度で行いましょう。

【入浴後】水分補給&ゆったりと身体を休めて

上がり湯は湯口の温泉やシャワーで簡単に

せっかくの温泉成分は全部洗い流さないように、できれば湯口の温泉で上がり湯を。
シャワーを使う場合も簡単にしましょう。
湯冷めしないように浴室内で簡単に身体を拭いて脱衣場へ。

水分補給をしっかりと

入浴では汗をかきたくさんの水分が奪われます。コップ1杯程度の水分を補給しましょう。

スキンケアはお早めに

温泉でリセットされたお肌は化粧品の成分も吸収しやすくなっています。
できれば乾燥を防ぐためにも10分以内にスキンケアを済ませましょう。

ゆったりと身体を休めてしばらくリラックス。

入浴は意外と体力を消耗し疲れます。
可能ならば横になり、ゆったりと身体を休めましょう。お食事や飲酒も休憩後に。

当温泉の効能・泉質

固有の効能

高血圧症 動脈硬化症
脳卒中後遺症のリハビリ
慢性関節・筋肉リウマチ
神経痛、骨及び関節等の
運動器障害及び疲労回復など

その他の効能

筋肉痛 関節痛
冷え性 病後の疲労回復
飲泉による便秘・整腸作用等
健康増進

泉質:単純温泉(弱アルカリ低張性高温泉)

<単純温泉とは>
温泉成分が薄く、優しい温泉です。刺激が少なく、肌の弱い方や高齢者、病気量料中の方、赤ちゃんや妊娠中の方も安心してお入りいただけます(別名「家族の湯」)。脳卒中のリハビリなどに利用されることも多く、神経痛や腰痛、関節痛などにも効果があります。

<弱アルカリ低張性高温泉とは>

弱アルカリ性…pH値(水素イオン濃度指数)が7.5以上8.5未満の温泉です。アルカリ性単純温泉は皮脂を流し古い角質やくすみを落とす効果があります。「美肌の湯」とも言われています。

低張性…温泉の浸透圧を表します。低張性は浸透圧が低く、身体に優しい湯あたりしにくい温泉です。

高温泉…泉温が42℃以上の温泉です。当温泉は源泉温度 63.6℃ を41~42℃で使用しています。